2016/05/22
甘酒 豊富な栄養、夏ばて防止に
【2016年5月22日 産経ニュース】<甘酒 豊富な栄養、夏ばて防止に>
冬の飲み物というイメージの強い甘酒だが、栄養が豊富で江戸時代には夏ばて防止に飲まれていたとされる。俳句の世界では夏の季語にもなっている。近年は“飲む点滴”として、熱中症対策や美容効果を期待して飲用する人が増え、昔ながらの甘酒店でも夏の来客が増えているという。(櫛田寿宏)
◆庶民の味
甘酒はコメを原料とした甘味飲料。古くから伝わる方法で造られた甘酒は、コメのでんぷんが分解されたブドウ糖を多く含むため甘く、独特の風味がある。
奈良時代の法典、養老律令に甘酒を意味する「醴(こさけ)」の文字が出てくるが、一般に広く飲まれるようになったのは江戸時代になってからだ。てんびん棒で担いで甘酒を売り歩く人が絵図に描かれている。また、店を構えた甘酒屋も人気で、「富士山に肩を並べる甘酒屋」と俳句に詠まれた。
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http://www.sankei.com/life/news/160522/lif1605220018-n1.html