Nourishment education for child

「食育」って子供だけの話だと思っていました…。

では、食育とは何か?

  1. 生きるための基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの。
  2. 様々な経験を通じて 「食」 に関する知識と 「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することが出来る人間を育てること。

つまり私たちの生活は身体上も道徳上も 「食」 を基本として成り立っているということになります。

なぜ食育が必要か?

先ずは国民全体の健全な食生活の実践を図るという目標があります。
今、朝食を食べない人の割合は何%か?

【平成15年/厚労省 国民健康栄養調査】

また食料自給率の問題もあります。
日本の食糧自給率はいまや40%を割り込む状況です。
昭和40年は自給率は73%です。なんと、40年間で33%も低下してます。これは先進国の中でも際立って低い数字であり、今の豊かな状況がいつまで続くのか、本当に不安です。
また、別の調査では学校給食における地場産物を使用する割合が平均21%とのことです。もちろん地域によって採れる物も違いますから、一概にこの数字が良い悪いは言えませんが、せめて3分の1は地物を食べて欲しいなと思います。

【農林水産省「総合食料自給率の推移」】

学校給食に関する調査では、もう一つ興味深いデータがあります。これは岐阜県教育委員会の1998年の調査ですが、学校給食を全部食べる子供の割合が低下しているとのこと。全部食べる子供は何%だと思いますか?
今は最初の配膳時から食べられない物を減らしたり、アレルギーなどで牛乳や玉子などを除去しても、更に15%の子供が給食を残しています。食べ残しが多いのは、野菜、魚、煮物、ひじきなどだそうです。また、残した理由は「嫌い」が最も多いのですが、中学生の女子に関しては「太るから」という理由も目立ちます。
こういった現象も豊かで便利な社会のひとつの歪みではないかと思います。

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