2015/07/07
肥満対策、日本に学べ アジアの専門家ら1カ月研修
【2015年7月7日 産経ニュース】<肥満対策、日本に学べ アジアの専門家ら1カ月研修>
日本でメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の診断基準が策定されて10年を迎えた。世界をリードするメタボ・肥満対策を学ぼうとアジア・太平洋地域などから毎年、保健衛生担当者らが研修のため来日している。アジアなどでも糖尿病が増加しており、各国の疾患対策が感染症から生活習慣病へとシフトしつつある。こうした中、世界的な健康増進に寄与する日本の取り組みが注目されている。(山本雅人)
◇糖尿病増加
「健康診断とその結果に伴う保健指導が結び付いていてすばらしい」。南太平洋に浮かぶソロモン諸島から、国際協力機構(JICA)中部(名古屋市)が実施する生活習慣病予防対策の研修に参加した同国保健・医療省生活習慣病コーディネーター、アイバン・クレメント氏は、日本の特定健診・保健指導の優れた点をこう評価した。
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http://www.sankei.com/life/news/150707/lif1507070004-n1.html