2015/10/24
肥満なしでも脂肪肝リスク
【2015年10月21日 産経ニュース】<肥満なしでも脂肪肝リスク 熊本大チーム発見、予防に道>
◆日本人の2割、特定遺伝子の変異が関与
肝臓に中性脂肪がたまる脂肪肝は、肥満が原因で発症するのが一般的だが、特定の遺伝子に変異があると、太っていなくても脂肪肝になるリスクが高いことを熊本大のチームが見つけ、米科学誌に発表した。
肝臓で脂肪の分解などに関わる「PNPLA3」という遺伝子。これに変異があると脂肪肝になりやすいことや、日本人の約2割が変異を持っていることが過去の研究で分かっていたが、太っていない場合にはどのような影響があるのかは不明だった。
チームは、人間ドック受診者740人のうち、飲酒習慣や肝炎ウイルス感染がある人を除く591人について、肥満かどうか、PNPLA3遺伝子に変異があるかによって計4群に分け、脂肪肝発症のリスクを検討した。肥満は、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割って算出する体格指数(BMI)が25以上の人。
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http://www.sankei.com/life/news/151021/lif1510210021-n1.html